小説・集団ストーカー「D氏への手紙」(新設)

この日本で行われている信じがたい犯罪・・・その実態を書き続けます。(最新の記事はこちらを御訪問ください。)

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(120) ナチスとCIAの犯罪

薔薇
けだるい春の午後にふと
懐かしい草いきれの香が・・・
母はまだ若く、風の中で笑っていた
私は幼く…遠足が嬉しくて・・・




D様
前回はバリー・トラウワー氏のインタビューから、マイクロ波兵器に関する話を取り上げました。バリー氏の話はまだ続きます。今日は、その中から「MKウルトラ」について書かせて頂きます。このテーマは以前にも触れたことがありますが、今回はバリー氏の話をふまえ、改めて検証したいと思います

まず -。
このイ ンタニューにおいてバリー氏は、淡々とした語り口で問いに答えています。しかし、その言外にあるのは、この非道な実験に対する怒りと批難です。事実が判明して以来、この計画に関わった組織や実行者たちに対し、各方面から糾弾の声が上がっていますが、この事実は憎悪と侮蔑をもって後世に伝えていくべきものだと思います。社会は、この非道を許すべきではないし、忘れるべきでもないのです。

以下、「MKウルトラ」を検証します。
まず、この「MKウルトラ」を語る際の前章とも言える「ナチスの犯罪」について書かなければなりません。

(1)ナチスの人体実験
「MKウルトラ」は、本人の同意を得ず、非道な実験を行ったという点で、ナチスがユダヤ人強制収容所で行なった人体実験と相似しています。また、このナチスの犯罪を裁いたニュルンベルクの「医者裁判」の被告人たちが、その後、「MKウルトラ」に参加していたという事実は、「MKウルトラ」がナチスの狂気を内包させたプロジェクトであったことを示しています。

ナチスが行なった人体実験は、①双子への実験 ②低温実験 ③骨、筋肉、神経の移植実験 ③マラリア実験 ④マスタードガス実験 ⑤サルファ剤の実験 ⑥海水実験・・などですが、どれも被験者に壮絶な苦しみを与え、死に至らしめる悪魔の所業と言うべきものです。  (※参考資料:ウィキベディア)

これらの実験は、ナチズムが狂気に陥り、暴走していた状況の中で行われたものですが、軍事体制下の社会には、「非道」や「暴虐」を制止する機能が働かない ー と言うことが分かります。同時期の日本でも、関東軍や九州大学において捕虜への人体実験が行われてています。これも社会の根底にあるべきヒューマニズムが失われていた状況下で起きた事件です。

D様
以前、私は、アウシュビッツ強制収容所の生存者の話に衝撃を受けました。テレビのドキュメンタリー番組内での証言でした。証言者である高齢のユダヤ人女性は、「双子への実験」の目撃者でした。アウシュビッツでは、双子に対する様々な人体実験が行われていたのですが、その中に、外科手術で双子同士をつなぎ合わせるという実験がありました。彼女は、一体となった双子とその母親について話したのです。その残虐さは、私に目眩と激しい動悸をもたらしたのでした。

それを行なったのが、アウシュビッツの医官であったヨーゼフ・メンゲレでした。収容所内で「死の天使」と恐れられていた男です。彼は1943年~1944年に、双子1500組に対し残忍な実験を行い、そのほとんどを死亡させました。収容所の解放時に生き残っていたのは100人余りだったと言われています。

アウシュビッツで行われた人体実験は、「双子への実験」だけではありません。上記した6項目は、どれ一つとっても被験者に壮絶な苦痛を与え、死に至らしめる「悪魔の所業」とも言うべきものですが、項目に入っていない人体実験も行われています。

D様
メンゲレは、その人間性をどこで失ってしまったのでしょう・・・?
普段のメンゲレを知る人々は、「命令されて、やらざるを得なかったのだろう」と言うほど、その人柄には、アウシュビッツで見せる「残虐性」は欠片もなかったようで。す。しかし、メンゲレは命令されて仕方なくやったのではなく、自ら、積極的にユダヤ人への実験を行っていたのです。

戦後「ニュルンベルク裁判」で、ナチスの犯罪は裁かれました。(1945年11月 - 1946年10月) 人体実験に関わった医師たちを裁く「医者裁判」は、それに継続し、1946年12月から始まりました。起訴されたのは23人で、翌年8月に判決が下されました。23人中、7人が死刑(絞首刑)、9人が終身刑を含む懲役刑、残り7人が無罪という結果でした。

メンゲレが、この裁判で裁かれれば、死刑は免れなかったはずです。実際、アウシュビッツの同僚カール・ゲ-プハルトは絞首刑になっています。しかし、メンゲレはドイツ国内外を転々と逃げ回り、最後は南米まで逃亡したのです。

イスラエルのモサドは、メンゲレの居場所を突き止めた時もあったのですが、すんでのところで逃げられるなどの失態を演じています。メンゲレは1979年まで逃げ続け、最後はブラジルで死亡しました。彼自身の日記や、会社の同僚の話によれば、常に追跡の恐怖に怯え、小さな物音にさえ動揺するほど神経が衰弱していたと言います。死刑から逃れたとは言え、メンゲレには執拗な罰が与え続けられていたと言えるでしょう。

バリー・トラウワー氏によれば、このニュルンベルク医者裁判で懲役刑を受けた者にの中には、恩赦を受けた者も少なくありませんでした。それらの者たちは、CIAによりアメリカに招聘され、新しい名前と高給が与えられました。彼らは「MKウルトラ」の研究員となったのです。


(2) MKウルトラ計画
1977年8月2日、ニューヨーク・タイムズは、アメリカ国防総省とCIA(アメリカ中央情報局)が行なっていたマインドコントロールの実験を一面で報じました。秘密裡に進められていた「MKウルトラ計画」が暴露されたのです。

翌日、CIAのスタンフィールド・ターナー長官は、政府の合同聴聞会に召喚され、MKウルトラに関する内容を証言したのでした。

この計画に関わった研究機関は、「ゲシクター医学研究基金」、「人間生態学研究協会」、「ジョージア・メーシー・ジュニア基金」、「マギル大学精神医学研究所」が挙げられています。そして、数万人もの囚人や、精神病患者への人体実験の事実と、2400万ドル(過去25年間)もの巨額な資金が使われていた事実が明るみに出ました。

D様     
第二次世界大戦後、CIAは、ナチスの科学者たちを招聘し、様々な研究を行なわせました。「ペーパークリップ作戦」と名付けられています。その中から、洗脳やマインドコントロールの研究を分立させたものが「MKウルトラ」です。

この計画の当初の目的は、「洗脳の研究」と「自白薬の開発」でした。
研究者たちの中には、拷問や洗脳を専門とする者や、上記したようにニュルンベルク裁判の被告たちもいました。密やかに・・・ナチスの狂気が受け継がれたのです。「MKウルトラ」に参加した研究者は、国内外合わせて数百人とも言われています。研究の協力機関としては、大学、病院、診療所、刑務所、研究基金などが判明しており、広範囲に行われていたことが分かります。

被験者は、軍人、医師、妊婦、子供、精神疾患者、囚人、売春婦、大学生、CIA職員などで多岐に渡っています。軍人や一般市民から募集した例もありましたが、実験の内容は知らされないままでした。
被験者は、LSD等の薬品が投与されたり、電気ショックが与えられたり、また、放射性物質が使用された例もありました。結果、多くの被験者が精神を破壊され、死亡しました。

さて、D様
「MKウルトラ」には、隣国カナダの研究者も多数参加しています。その中心となったのがドナルド・キャメロンです。彼は、マキル大学フラン記念研究所において、患者に対し残酷な実験を行いました。LSD等の薬物投与で被験者を昏睡状態にしたり、通常の30~40倍も強力な電気ショックを与えたり、長期間、音や光を遮断したり ー 治療の名の下で、患者たちは洗脳研究の犠牲となっていったのです。

キャメロンはCIAから多額の報酬を得ていたほか、米加両国の精神医学会の会長や、世界精神医学会の議長のポストに就く名誉も得ています。科学者が持つべき倫理や使命は、その虚構の中で失われていったのでした。
キャメロンの所業は、ハービー・ワインスタイン氏により告発されています。精神科医であるワインスタイン氏は、著書の「CIA洗脳実験室」の中で、キャメロンの被験者であった父親と、父親が受けた実験の内容について詳しく著しています。

「MKウルトラへ」の批難は、1977年のニューヨークタイムズ紙を皮切りに、メディアが追随し、日本の新聞でも報じられました。現在でもインターネットを検索すれば、この計画に関する多数の記事や動画に行き当ります。私たちはこの「許されざる事実」を風化させることなく、後世に伝えていくべきなのは言うまでもありません。

しかし ー。
ナチスの人体実験が、密やかにCIAに継続されていったように、現在、この研究は、人間の脳を意のままに操ろうとする研究へとシフトし、続けられていることを言わなければなりません。先端の科学技術と連携した脳科学の研究は、今、人間をロボット化する方向へエスカレートしています。勇敢な兵士、従順な労働者、エンターティナー…思うがままの人間が「制作」出来るレベルになっていることが推測されています。

倫理という「タガ」が外れないことを祈るばかりです・・・。



D様
この地の桜は散り始めています。
低い気温の日々が続きましたが、
あっという間に暑さがやって来ることでしょう。
ご自愛くださいますよう。


2015.4.18    万留子



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