小説・集団ストーカー「D氏への手紙」(新設)

この日本で行われている信じがたい犯罪・・・その実態を書き続けます。(最新の記事はこちらを御訪問ください。)

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(113) 「世に倦む日日」への反論 児玉誉士夫と湯川遥菜  

ノートと木の実のオブジェ
青空が見えるのに風に雪が混り
会津の山々は真っ白なのだろうなと
静かな午後にぼんやりと・・



D様
安倍政権は今、日本を「戦争が出来る国」にする為の法整備を着々と進めています。アメリカの戦争に加担し、国民の反対を許さない体制 ― それは既に、道半ばではなくゴールに近づいていると言えるかも知れません。

軍事関連法を変革するにあたり国民に示されているスローガンは「テロとの戦い」です。今、このフレーズは異論反論を寄せ付けない宗教的な不可侵性すら漂わせています。テロとは何か ― の定義すら曖昧なままに、テロへの憎悪が国民の頭に刷り込まれています。「論理」はその「お題目」の中で無力となり委縮しています。

テロを現時勢に照らし、「イスラム国からの攻撃」と限定した場合 ー 。
日本にテロの脅威が差し迫っているのか? との問いに答えるとすれば、当然「否」の答しかあり得ません。遥か彼方の国で起きている内乱に、関係のない日本が標的にされるはずはないのです。銃を持ち、その地に赴くことにより、その脅威は生じます。

今、安倍政権は「テロとの戦い」を謳い、拳を振り上げているわけですが、その必要性は全くありません。安倍首相は、自国防衛ではない戦争で国民の命を危険にさらそうとしています。また、それは憲法違反であるという事実を無視しています。国民をなめ、詭弁を弄し違法をゴリ押しする視線の先にあるのはアメリカの顔色です。

しかし、仮にも民主主義の看板を上げているこの国で、世論の動向を考慮しないままに戦争への政策を推し進めるわけにはいきません。「テロの戦い」の旗を掲げる理由なり、きっかけが必要となります。そのスローガンに有無を言わせぬパワーを持たせたのが、今回のイスラム国による人質事件でした。

さてD様
為政者は、敵対者を排除したり、不都合なことを隠したり、世論を意図する方向に誘導しようとする場合に「策略」を用います。これは珍しいことではなく、歴史的にみても珍しいことではありません。

〈トンキン湾事件〉
例えば、1964年のトンキン湾事件ですが、これは北ベトナム軍の哨戒艇が、アメリカ軍の駆逐艦を攻撃したという事件です。これを機に、アメリカはベトナム戦争への本格介入を始めました。アメリカの両院議会が圧倒的多数で「報復」を支持したのです。そして、アメリカは泥沼の戦争へと突入していったのでした。しかし、この事件はアメリカ軍の自作自演だったことが、7年後にニューヨークタイムズ紙に暴露されるに至りました。アメリカ軍は、姑息な謀略で国民を騙し、自国に大きな傷を残すことになる戦争へ突入したのです。

〈柳条湖事件〉
日本においては、太平洋戦争へと突き進む発端となった「柳条湖事件(昭和6年)」があります。これは当時、日本の支配下にあった満州国で起きた鉄道線路の爆破事件です。関東軍は自ら仕出かしたこの事件を中国軍になすり付け、満州国で軍事行動を展開する口実としたのです。日本国内の世論は関東軍支持で沸き返りましたが、戦後、関東軍の自作自演であったことが明らかとなりました。

〈松川事件〉
また、戦後においては「松川事件(昭和24年)」があります。これは国鉄東北本線(福島県)で起きた列車の脱線事故で、乗員3名が死亡しました。線路に脱線させるための工作があり、人為的な事故であることは明らかでした。警察はこの事件を労働組合員による犯行と見立てて、国鉄と東芝松川工場の組合員を次々に逮捕しました。長い裁判となり、最高裁が全員の無罪の判決を出したのは、14年後でした。ならば、誰が犯人なのか ー という推察ですが、当時のGHQとその傀儡たちによるレッドパージがその背景にあり、日本のコミュニズムの台頭を抑える陰謀があったとの説が有力です。

※「松川事件」は国鉄を舞台として同じ昭和24年に起きた「三鷹事件」「下山事件」と共に、国鉄三大ミステリー事件と言われています。

また、近年では、アメリカは、イラクに大量破壊兵器はないと分かっていながら、イラク戦争を仕掛けたことが明らかになっています。アメリカは世界相手に大芝居をうち、イラクという国を破壊したのでした。常に戦争をしなければ国が成り立っていかないアメリカは常に火種を探しており、なければ自ら作り上げます。この極悪国家の尻馬に乗ろうとしているのが安倍政権だと言えるでしょう。

安倍政権が「テロとの戦い」を標榜し、法整備を進める絶好のタイミングで起きたのが、今回のイスラム国による「日本人人質事件」です。私は、この事件に漂う「胡散臭さ」を考察し、以前の手紙「(109)湯遥春菜氏に捧ぐ」において、人質事件は偶発的に起きたのではない ー との推論を立てました。

D様
私は、湯川遥菜氏を、シナリオの結末を知らされないままに舞台に立たされた「道化師」であると考えています。「世に倦む日日」の筆者は、彼を「J-NSAの下請け(パシリ)」だったとしていますが、私はその任務があったにしても、ごく少数の幹部のみが知る「結末」があったと推測しているのです。
湯川遥菜氏が「諜報工作員として使える人間ではない」ことは誰の目にも明らかで、その指摘は「世に倦む日日」(以下:YHと記載)に寄せられました。YHの筆者はそれに対し、以下の反論をしています。

「世に倦む日日」より ※一部抜粋
「現実の諜報工作員は、児玉誉士夫のような粗暴なゴロツキ右翼なのだ。学歴もなく、親の地位も財産もなく、世間に評価されるプロフィールがなく、失うものがない落ちこぼれだから、こういう危険で野蛮な戦争稼業に飛び込めるのであり、そこでのし上がる悪人になれるのだ。そして、侵略戦争というものは、必ずこうした無頼の類型を必要とするのである。(略)21世紀の参謀本部であとは、21世紀版の児玉誉士夫や笹川良一のキャラクターなのだ。」

YH筆者は、上記のように児玉誉士夫をボロクソに書いています。
確かに児玉は、戦時中、日本軍に引っ付き、悪辣な手段で大金を掴んでいます。戦後はその金を政界に投じ、フィクサーとして暗躍していたのですから、日本人のほとんどは負のイメージしか持っていないはずです。

しかし、児玉が軍の知遇を得るに至ったのはそれなりの経緯があったからで、与えられた任務を遂行するだけの才覚もありました。児玉は、日本中が日の丸を振っていた時代の右翼であり、それは当時の特異な思想でも何でもなく、軍の思想とほぼ重なっていたと言えます。。ただ、全体主義の枠の中で突出すれば取り締まりの対象となるのは当然で、児玉は「天皇直訴事件」や「国会ビラ撒き事件」「井上蔵相脅迫事件」などで逮捕され、懲役に服しています。これらの事件での逮捕と投獄のキャリアは、右翼の間で名を売ることになり、行動派としての評価はされていました。

また、学歴についても、児玉は京城商業専門学校を出ており、中学校以上の進学率が10数%で、大学進学率に至っては1%という時代においては高学歴の範疇に入ります。昭和恐慌のさなかにまともな職に就くのは至難であったはずで、工場の単純労働者であったからと言って無学の徒とする見方は間違っています。日本軍に取り立てられ、ダーティな任務にしろ頭角を現すだけの素地を持った男だったと見るのが妥当だと思われます。児玉機関は2000人を擁するまでに膨れ上がったということですから、あの激動の時代の波に、うまく乗ったとは言え、児玉は良くも悪くも並以上の能力を持った男だったはずです。

さて、一方の湯川遥菜氏ですが ー 。
彼を児玉誉士夫や笹川良一と比較するのはナンセンスです。時代背景の中で、湯川氏個人の素質なり能力なりを多角的に見る必要があります。彼はナイーブであり、センチメンタリストあり、英語は話せず、運動能力も体力もない男です。後藤健二という通訳を付けなければ動けない男を「J-NSA」が諜報員に任命するはずもなく、彼に金を出し踊らせた理由は何か? との疑問を持たなければなりません。

湯川氏と後藤氏の殺害は、安倍政権を利する結果となりました。今の政権が推し進めようとしている戦争への法整備に弾みがついたのです。この事件がなければ、安倍首相が「テロとの戦い」を標榜し、拳を上げたとしても日本国民の誰がそれを支持したでしょう。世論は冷ややかだったはずです。この事件はテロの脅威を日本国民に実感させ、テロとの戦いの正当性を植え付けました。

この人質事件には多くの疑問が残されています。
安倍首相はなぜ、最悪のタイミングで敵対側への2億ドルの支援を表明したのか?
なぜ、中田考氏という使えるチャンネルを無視したのか?
後藤氏をイスラム国に行かせたのは誰か?
安江塁というジャーナリストは、なぜイスラム国に湯川氏の素性を密告したのか?
湯川遥菜氏に資金を提供したのは誰か?

D様
私は、この事件に作為を感じてなりません。それは「陰謀」と表現しても構いません。YHの筆者はそれを荒唐無稽だと言っています。湯川氏を「J-NSA」の特務を受けた諜報員と見るか、その「まやかしの任務」に踊らされた道化師と見るかの違いですが、このジグソーパズルのその部分のピースは後の方の見方が無理なくはまるはずです。

YHの筆者は「陰謀などこの世の中にそうあるものではないし、状況的にあり得ない。」と思われているのでしょう。常識という狭い枠の中で考えればその通りです。しかし、現実にはその枠外で考えなければならないこともあるのです。
この見立ての差は、公安警察による組織犯罪の被害者であるか否かによる違いだと思います。。この組織犯罪の被害者は、この国に隈なく張られた治安の網と、その中で行われている信じ難い犯罪の実態を知っています。それは緻密に、そして巧妙に行われています。被害を訴える者は「精神異常者」とされます。この組織犯罪が隠れ蓑としているのが社会の常識です。


この国は、すでに国民統制が完了しており、そのシステムは多くの協力者を取り込み機能しています。社会に不都合な者は巧妙に排除されます。それはターゲットを自殺・事故・病気に見せかけ抹殺することもあるし、刑務所や精神病院への追い込みも行われています。犯罪には一般には知らされていないハイテク機器も用いられており、被害者の苦しみは壮絶だと言えます。しかし、それが理解されることは、ほとんどありません。社会常識ではあり得ないことが行われています。被害者はこの国で何が行われているのかを身を持って知っているのです。

私は、YHの筆者の立場を羨ましく思います。彼はこの組織犯罪の枠外にいて、この国で何が行われているのかが見えていません。それを知れば、「陰謀」を企画することなど簡単であることが分かるはずです。
しかし、彼にしても、この国に貼られている治安のネットワーク内にいることは確かだし、すでに被害者である可能性も否定はできません。自覚していない被害者は多いのです。

今回の人質事件の全容が暴かれる日は必ず訪れるでしょう。
公安警察の犯罪もまた ー 。



春一番の便りも聞かれる季節となりました。
それでもまだ、三寒四温の日々・・。
ご自愛ください。


         2015.2.28     万留子


〈追伸〉
戦争のない世界を祈りつつ、この曲を贈ります。(広告はスキップして)
「ハッピークリスマス」 ジョン・レノン

https://www.youtube.com/watch?v=yN4Uu0OlmTg&feature=player_detailpage#t=11
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